2月23日
Louise Attaqueのセカンドアルバム
独特な世界でデビューと共に人気を集めたロックグループ、"Louise Attaque"のセカンドアルバムが発売された。全13曲のこのアルバム、内容はファンの期待を裏切らず前アルバムでの彼らの世界がそのまま保たれている。発売と同時にこのアルバムは売り上げのトップ3内になったとか。独特の声や歌い方がただのアメリカンロックのコピーに聞こえさせずにオリジナル性を出している。ロックというよりはたまに古いフランスの民謡を聴いているような感覚にもなるのは私だけ・・・?
Louise Attaque "Comme on a dit"(Atmospherique/Sony)
公式サイト:www.louiseattaque.com

2月14日
M6から飛び出したNorma Ray
"Tous les maux d'amour"、"Poussieres d'etoiles"のヒットですでにフランスではその名を知られているNorma Ray。突然登場したこのブラック・シンガー、と思いきやデビューのきっかけとなったのはどうやらM6のかの番組"Graines de Star"だったというから少しがっかり? しかし、自身で作曲も手がけているこの彼女の作るメロディーはフランスの多くの若者に好かれた。ジャンルはいわゆるR&Bだが、ポップな要素が極めて強いので誰にでも聴ける曲ばかり。
Norma Ray "Poussieres d'etoiles"(BRJ Music/M6 Interactions)

2月4日
Bisso na Bisso、ライブアルバム
グループ"Secteur A"出身のラッパー・パッシーが同じグループ出身者達と昨年結成したグループ、"Bisso na Bisso"が行ったライブがアルバム化された。グループの音楽に対するコンセプトは、彼らの原点であるアフリカの音楽に基点を置いたものであるということ。だからいわゆる普通のラップではなく、アフリカの伝統的な音楽の要素をふんだんに交えた音楽ばかりだ。目立ってアメリカの流行のコピーが多い最近のフランスの音楽において、ラップともポップとも一線を画したものをつくりあげたと言っていいかもしれない。
Bisso na Bisso "Le 15 Mai 99"(V2 Music/Sony)

*****これらのアルバムはwww.fnac.comで試聴できます*****

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